診療時間のご案内や手術対応のための診療時間の変更、夜間診療についてほか、狂犬病ワクチンの接種期間の告知など、飼い主さん達にとって大事な情報の発信にも、デジタルサイネージは重宝します。そのほか、健康診断のすすめや、歯磨き教室、子犬のしつけ教室、トリミング施設を併設している医院様には、それらのご案内もあると、飼い主様には喜ばれる事でしょう。

診察の待ち時間を鑑みて、動物にまつわる豆知識を紹介するアニメーションを流す事により、飼い主様のストレス緩和に繋げられます。そのほか、病院の施設案内やスタッフの紹介、犬や猫の習性や種別の性格の傾向、緊急時に必要なペットの同行避難時の準備物や避難をするにあたって必須の事項（予防接種やしつけなど）を流すことにより、飼い主様の安心やいざという時の対処の心構えに貢献できます。

療法食やサプリメントなど、院内で販売している商品をデジタルサイネージで宣伝することで、病院と提携しているメーカーの営業コストを抑えられ、かつ飼い主様に自然な形でペットのための商品を知ってもらうことが可能になります。飼い主様たちの中には、自分よりもペットを優先する方も少なくありません。そのため、より高い効果が見込める可能性があります。

シフト制で多くの獣医師や看護師が忙しく働く動物病院では、スタッフ同士のコミュニケーションが不足しがちになるという話を耳にします。そのような場合にはスタッフルームにデジタルサイネージを置き、シフトや予約診療・手術のスケジュールの申し送りほか、その日の重要事項などを共有することで、コミュニケーションの活性化やスムーズな情報共有が望めます。