薬局における情報の伝達は、壁や掲示板にポスターやチラシなどの紙媒体の掲示がメインでした。ですが、デジタルサイネージを使えば、さまざまな情報の配信が一つのモニターで行えるため、掲示物を減らして薬局内の景観を、整然かつ明るい雰囲気に変えることが可能になります。デジタルサイネージであれば、動きや音声、テロップでの訴求が可能になりますので、紙媒体よりも情報が浸透しやすく、より多くの方への周知がしやすくなります。

待合室に大型のモニターを設置してさまざまな季節にまつわる健康情報や、病気の症状に関するコンテンツほか、天気予報やニュースなどのパブリックコンテンツを配信することで、待ち時間へのストレスを和らげるお手伝いができます。調剤薬局の利用患者様の平均待ち時間は15～20分程度。待ち時間中に一巡するコンテンツを編成し、たくさんのご利用者様に対して効率的な情報配信を行うことで、顧客満足度アップに導きます。

デジタルサイネージを導入することで、患者様に向けた健康情報の訴求のみならず、薬局で取り扱っている商品紹介のほか、CMなどの配信も可能になります。そのため製薬会社で制作した企業イメージ映像や、販促動画、テレビCMなどを差し込むことで調剤をお待ちの方たちに、企業のイメージアップや商品の「ついで買い」に繋げやすい訴求が可能になります。また、放映するコンテンツ次第ですが、広告収入を見込め収益化できる可能性もございます。

健康相談やおくすり相談を行っていらっしゃる薬局なら、疾患や健康に関する情報の他にも製薬・ヘルスケア・健康食品・サプリメントなどの情報も併せて配信してみてはいかがでしょうか。お薬の調剤のためにいらした方以外にも、健康・ヘルスケアに興味・関心が高い方々に、デジタルサイネージによる情報から、対人での相談へと導線が繫げることも可能になるため、近隣の競合店とも差別化を図りながら、トータルヘルスケアの提案ができる事でしょう。