クラウド型デジタルサイネージのデジタルクルーズ

サイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)の機能と液晶テレビ(民生機)との違い

作成:2020/5/25 更新:2020/05/25

サイネージ

街中や店頭にデジタルサイネージがあふれる時代。ふと思ったりしませんか。デジタルサイネージはテレビで代用できないのか、なんで野外に置いていても大丈夫なのか。ずっと映像が流れているけれど、どうなっているの?そんな疑問をここでは紐解いていきましょう。

サイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)と液晶テレビ(民生機)の耐久性の違い

デジタルサイネージはそもそも液晶テレビとどう違うんだろう?そんな風に思った事はありませんか。実は液晶テレビ(民生機)をデジタルサイネージのモニタとして使う事もできなくはありません。例えば、テレビ(民生機)にSTB(セットトップボックス:クラウド型動画コンテンツ配信の際、インターネット経由で送られてくる動画コンテンツの信号データを「ディスプレイが受信できる信号」に変換する再生用端末)を接続して、デジタルサイネージとして使う事も可能です。でも、そんな使い方をしているデジタルサイネージは多くはありません。見かけるとしたら、病院や獣医さんの待合室などが中心なのではないでしょうか。
それには、もちろん理由があります。耐久性です。

デジタルサイネージは、一日に十数時間、場所によっては24時間ずっと映像を流し続けたりもします。その上で、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)と液晶テレビ(民生機)の違いはというと、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)の法定耐用年数は3年と定められていますが、適切なメンテナンスを行えば物理的耐用年数は倍近くになるとも言われています。

一方、液晶テレビ(民生機)の寿命は約7~10年程度と考えられていますが、これは視聴時間を一日8時間としてみた寿命と言われ、毎日十数時間以上の放映は前提としておりません。そのため、故障などが起こる可能性が高まり、寿命はもっと短くなる可能性が高いのです。それ専門の機器であるデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)。こちらの方が安定した長時間の放映には向いていると思われます。

また、屋外用のデジタルサイネージの場合は、日差しに、雨風ほこりにも晒されます。設置場所によっては、物や人がぶつかってしまう事もあるでしょう。一般のテレビディスプレイ(民生機)は直射日光の下や、雨風には耐えられません。また、画面部分もテレビ(民生機)の液晶は衝撃に弱いと言われています。屋外用のデジタルサイネージは、悪条件を想定したうえで設計されているため、画面が強化ガラスだったり、防水・防塵仕様であったり、また画面の輝度が高いものもあり、認知されやすいようになっています、
テレビ(民生機)とデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)は、このように結構違いがありますので、デジタルサイネージの導入をお考えになるなら、ご使用になる期間や設置場所、状況をよく吟味してお選びいただいた方が良いでしょう。

縦表示ができるデジタルサイネージ

街中のデジタルサイネージの中には、縦長の画面で映像が流れているものもよく見かけますよね。かつてはデジタルサイネージも横型が多かったですが、今や縦型のデジタルサイネージも当たり前となりました。
縦表示ができるデジタルサイネージ。実はこれ、テレビ(民生機)ではできない事が多いのです。元々テレビ(民生機)はテレビ番組放映用な訳ですから、横画面で使用するように作られています。機材があればテレビ(民生機)を縦にして使えなくもないですが、テレビ(民生機)を縦に固定する機材は、品揃えもあまり良いとは言えず、テレビ(民生機)を縦型デジタルサイネージに使用するのは厳しいのが現状です。

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)の方は、と言うと。集客や告知に使われ、設置場所も天吊りもあれば、柱に埋め込むこともあり、放映する映像の内容や環境に合わせて使用されるため、縦型も横型も状況により求められます。そのため、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)は縦型・横型共に、多様に取り揃えられているのです。

そのため、縦表示ができるデジタルサイネージを導入したいとお考えならば、テレビ(民生機)と比べてコストは上がってしまいますが、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)をお勧めします。その際は、動画コンテンツも縦型にしないと、映像は画面の中心に小さく、黒の帯が上下に広く入る形となるためご注意くださいね。

横型の映像を、縦型ディスプレイに流したいなどのご希望も、当社にぜひ、ご相談ください。映像は横型のままで、黒帯部分にデザインを施して再映像化するのも、新規で縦型の映像を作るのも、対応させていただきます。

遠隔からのコントロールが可能

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)と、テレビ(民生機)をデジタルサイネージの代わりとして使うのとで映像コンテンツの配信に違いがあるかと言うと、これに関してはどちらもまず、問題ないと考えて良いでしょう。お手持ちのパソコンで、ご利用のクラウドサイネージサービスから動画コンテンツを指定して配信スケジュールを組めば、遠隔からの配信コントロールも可能です。どちらもSTBを介して問題なく映像が流れます。
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そもそもデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)とは?

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)とは、何でしょうか。広義で言えば「業務として映像コンテンツを流すためのディスプレイ」となり、液晶テレビ(民生機)をディスプレイとして使用することも含んでしまいますが、この場では「デジタルサイネージを流すために設計、製作されたディスプレイ」の事としてお話ししましょう。

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)にはさまざまな種類があります。

駅などによくある縦型・横型のデジタルサイネージ。これの多くはそれまでの駅貼りのポスターや看板に代わってのもので、屋内で使われるものの人の通りが多い場所に設置されることを前提としています。屋内用と言えば、スーパーやホームセンターに設置される販促用の電子POP。サイズは小さなものですが、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)であり、屋内かつ多くの人が集まる、にぎやかな場所に流れるものとして、音響に配慮して設計されていたりします。また、複数のディスプレイを使って一つの映像を大きな画面で流すマルチディスプレイ。展示会場などの屋内でも使用されますが、屋外での使用も多く、画面の種類も液晶だけでなく、LEDを利用するケースも増えてきています。

これらは一例であり、他にも多くの種類のデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)があります。すでにデジタルサイネージ自体、日常にあって当然のものとなりつつありますが、意識して探したり見てみたりするのも興味深いかも知れませんね。

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)を使うメリット

デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)が耐久性に優れていること、縦型の映像放映ができる事に関しては先に述べました。他はというと、前項で出したマルチディスプレイ。何台ものディスプレイが一つの大きな映像を映し出すのは圧巻ですが、これはテレビ(民生機)ではできないことなのです。
また、繰り返しの記述になり恐縮ですが、屋外用のデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)は陽のあたる場所でも明瞭に映像が見えるように、高い輝度での動画配信が可能なものもあり、屋外用・屋内用どちらのタイプも、オプションの部品を用いることで設置場所、設置方法ともに臨機応変に対応できるものが多いこともメリットと言えるでしょう。

何より、テレビ(民生機)をデジタルサイネージに利用した場合は、本来の用途とは違う使い方となるためメーカーの保証が効かない事もありますが、デジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)は、保証期間内で、対象となるトラブルの範囲ならば、メーカーに相談・対応してもらえます。
せっかくの動画コンテンツ配信。テレビ(民生機)を代わりにもできますが、当社としてはやはりデジタルサイネージ用ディスプレイ(業務用ディスプレイ)の方が、安心しておすすめできます。

まとめると長時間の使用に耐え、テレビ(民生機)と比べると衝撃に強い造り、屋外用に至っては日照に対応した輝度のものもあり、防水・防塵設計。用途を考慮した上で開発されたものですから、デジタルサイネージの効果も高いと言って過言ではありません。専門の機器という事で、お値段は少し張りますが、お客さま方の運用をスムースにするための大切な機能ですので、そこは仕方がないと言えるでしょう。

ディスプレイ選びに迷ったらご相談を

デジタルサイネージのディスプレイに関して、いかがでしたでしょうか。

デジタルサイネージ配信業務は、設置にも、動画コンテンツの制作にしても初期費用がそれなりにかかるため、ディスプレイ一つを選ぶにも悩んだり、迷われるのは当然のことです。STBにしても配信システムにしても、たくさんの会社のサービスがありますし、考え始めたらキリがありませんよね。
そんな時こそ、時短として当社にお気軽にご相談ください。
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