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デジタルサイネージ配信システムを徹底解説!お勧めのサイネージ配信システムは?

作成:2021/10/20 更新:2024/01/25
デジタルサイネージ配信システムを徹底解説!お勧めのサイネージ配信システムは?

 

デジタルサイネージで製品やサービス内容を配信し、広告効果や販促効果を高めたい、お客さまの目を惹きたいと考え、導入を検討するとしましょう。その際にはまず、デジタルサイネージの配信システムは何を使うか?を考えなくてはいけません。ですが、初めてデジタルサイネージを使って映像を配信したいと考えても、デジタルサイネージ配信サービス提供各社の説明を読んでも専門用語が多くてわかりづからったり、そもそも配信システムに種類があるのか?という疑問が浮かぶ方もいるのではないでしょうか。
ここでは、デジタルサイネージについて、配信システムと選び方やおすすめの配信システムをわかりやすく紹介していきます。

そもそもデジタルサイネージとは?

デジタルサイネージとは、日本語で「電子看板」を意味します。よく街中や駅中、量販店の店内や飲食店の前などで見かけますよね。デジタルサイネージは通常の看板とは異なり、時間や通行者の年齢、設置環境などさまざまな条件によりコンテンツが切り替えることができ、静止画だけでなく、映像が動いて目を惹く動画コンテンツの配信が可能です。広告や販売促進のための利用だけでなく、電車や飛行機の時刻表の表示や、工事現場での注意喚起などにもデジタルサイネージは使われています。

デジタルサイネージの配信システムとは?

そんなデジタルサイネージを配信するためには、ディスプレイ(画面)のほかに、STB(※セットトップボックス:再生端末のこと。デジタルサイネージを配信するためにディスプレイに繋げて利用する装置で、インターネット経由で送られてくる動画コンテンツのファイルをディスプレイで再生する端末。ざっくり言うとクラウド配信の場合は、STB一体型デジタルサイネージ以外は、STBが無いと動画コンテンツの放映ができません。)や配信システムなどが必要になることが多いです。例えば、街中にあるデジタルサイネージは、一つの動画コンテンツだけを流しているものもありますが、何種類もの映像が流れているものもあります。何種類も映像を映し出しているデジタルサイネージの中には、時間帯によって内容を切り替えて再生するもの、音声のあるもの・無いものなど、さまざまです。

デジタルサイネージ配信システムとは

普段、本当に何気なく見ていたデジタルサイネージから発信される情報や映像。それらは誰かが設定しない限り、普通の看板や紙の時刻表となんら変わりはありません。デジタルサイネージには配信するためのシステムが必要で、そのサービスは提供している会社によって違います。

そんな配信システムを商品として提供している会社はたくさんあり、当社デジタルクルーズが提供するadmint SIGNAGE(アドミントサイネージ)もその一つです。配信システムの内容は先に記述した通り会社によって異なるため、どのような機能が搭載されていて、使い勝手はよいのか、価格は予算に見合うのか、しっかりと比較してから選ぶ必要があります。

配信システムの機能としては少し前まで、配信したい情報、広告などのコンテンツを事前にグラフィック作成・録画・撮影・編集し、それをSDカードなどに保存し、デジタルサイネージ用ディスプレイに挿しこんで繰り返し配信する一体型のもの(スタンドアローンタイプ)がほとんどでした。しかし、最近は、ネットワーク環境があればいつでもどこでも、表示させたい情報を変更・操作できる「クラウド型」の配信システムが多くなってきています。今回は、これら二つの配信システムの違いについても解説します。

当社デジタルクルーズでは、クラウド型サイネージ配信システムを主軸に国内トップクラスの導入実績を誇るadmint SIGNAGEを提供しています。スタンドアローンタイプからクラウド型に切り替えられるという利便性の高い使い方もadmint SIGNAGEでは利用できますので、状況や目的に合わせてご検討ください。

スタンドアローン型配信システム

スタンドアローン型は、インターネット回線が無くてもデジタルサイネージに映像を表示できるシステムです。USBやSDカードなどの外部メモリに、表示させたい画像や動画コンテンツのデータを入れ、デジタルサイネージ用ディスプレイに差し込んでデータを読み込ませることで再生を行います。再生の仕方としては、電源が入っている限りコンテンツが繰り返し放映されるしくみのものが多いです。

データを入れた外部メモリをデジタルサイネージ用ディスプレイに差し込んで、簡単な設定を行えば映像を流せるため、誰でも手軽に扱えます。また、ランニングコストも電気代とディスプレイ代以外必要ないため、安価で運用を行うことが可能です。

ただ、コンテンツのデータが大きいとデータ転送に時間がかかるケースもあり、ディスプレイがある場所に足を運んでコンテンツのデータの入れ替えをしないと情報更新ができないため、頻繁にコンテンンツデータの差し替えを要する運用には適していません(※各社の営業が設置場所の担当者と話をする機会作りのために、敢えてディスプレイの設置された現場に足を運ぶケースもあります)主に、管理台数の少ない小規模な店舗や量販店の商品棚、イベント会場などで活用されます。

クラウド型配信システム-オススメ

クラウド型の配信システムの特長は、インターネット上でお手持ちのパソコンから配信するコンテンツの設定を手軽に行え、表示内容を簡単に変更できる点です。(※サービスにより多少違いがあります。)そのため、遠隔地のデジタルサイネージにもコンテンツを配信できたり、配信時間のスケジュール設定を行えるものも多いです。インターネット回線やSTBの費用が別途必要となりますが、現地に人員を割く必要がないという点はとても魅力的ではないでしょうか。

また、外部コンテンツ(天気予報やニュースなど)の配信も可能です。

利用される場所はさまざまですが、スタンドアローン型に比べて高機能となるため、一定の規模がある施設に、より向いているのではないでしょうか。時勢や交通費含めた人的コストの兼ね合いもあり、最近ではクラウド型が主流になってきています。

これからデジタルサイネージの配信システムを導入する方には、基本的にはクラウド型配信システムがおすすめです。
クラウド型配信システムがおすすめ

クラウド型配信システムのここが良い

デジタルサイネージは、不特定多数の人に情報や企業の広告を、認知のために視聴させることはもちろん、設置場所や地域性、その場所の利用者などに向け、伝える情報を絞って配信する事も可能です。例えば、空港を利用する人には、広告のほか空港施設の案内や飛行機の定刻時間、旅行先の天気予報、マイルなどの航空会社各社のサービス情報、簡単なニュース情報などを。ファッションビルのデジタルサイネージには、来店した人に向けて、テナント各社の紹介や、商品の広告、施設紹介や営業時間のお知らせなど。

しかし、その情報は絶対という訳ではありません。急な状況の変化や利用者の客層によって変わる可能性もあります。そういった時に、配信している情報を急遽変更することもできるため、「クラウド型配信システム」をオススメします。

デジタルサイネージ導入の流れ

では、併せてデジタルサイネージを導入する流れもご説明していきましょう。デジタルサイネージを導入する際は、以下の流れに沿って準備することが多いと思います。参考までにお読みいただければ幸いです。

目的や課題を明確にする

まず、「何の為に」「どのようなコンセプトで」「どういった効果を求めているのか」「誰に向けて」「どこで配信するのか」そして「いつまでに導入するのか」といった計画を立てることが重要になります。何となく導入してしまうと、いざ設置した後で放映するコンテンツをどうして良いのか困ったり、せっかく設置したのにあまり見てくれる人がいないなどという事態になりかねないので注意しましょう。

システム設計・構築

検討・決定した計画をもとに、デジタルサイネージのタイプや、設置場所を考慮の上、コンテンツを配信するための配信システムサービスやSTB(セットトップボックス)はどの機種にするかを決めましょう。自社で配信システムを構築する場合は、どのようにシステム設計を行なうかなどを決めていきます。

設置工事

デジタルサイネージは、屋内に設置する場合もあれば、屋外に設置する場合もあります。人間工学の観点からどのくらいの高さに設置すると対象にとって見やすいのかといった検討も必要です。屋内の場合は置く場所によりスタンド型、天井吊り下げ型、壁埋め込み型などのタイプも決める必要があります。
そうして決定した設置場所に合わせて設置工事の計画をし、設置後には動作確認も行ないます。

コンテンツ制作

デジタルサイネージを置いても、コンテンツの配信をしなければ意味がありません。社内でコンテンツ制作担当者や場合によっては社外制作者を決め、配信するコンテンツを作ります。配信情報に変更が生じた場合の対応はもちろん、更新を定期的に行ない、どのコンテンツが効果的か検証をするとより良いでしょう。

運用・メンテナンス

デジタルサイネージ設置後は運用を安定的に行なわなければなりません。「コンテンツ制作」でも書いたように、新たなコンテンツの更新を行うことに併せ、設置場所によっては汚れなどから機器に不具合が生じることもあるため、定期点検は必ず行なう必要があります。

デジタルサイネージ導入時の注意点

デジタルサイネージ配信システムには高い宣伝広告効果が狙えますが、導入時に注意すべきポイントもいくつかあります。

設置場所をよく検討する

デジタルサイネージ配信システムは、「見てもらう」事を目的として導入するため、人が大勢集まる場所に設置することが大事です。ですが、例えばコンテンツ内容が10代男女に向けたものであるのに対し、設置場所がビジネス街であるとミスマッチとなりますよね。そのため、自社のターゲットに合わせた設置場所の選定が重要になります。
その上で建物のエントランス付近、駅構内にある柱、エスカレーター近くの壁面など、視線が集まりやすい場所を探す必要があります。

ターゲットとコンテンツ内容の区分

デジタルサイネージ配信システムで表示できるコンテンツはさまざまですが、前述の通り、自社のターゲットに合った設置場所で見てもらわないと効果が薄くなりかねません。
例えば道を歩く人に「すみません」とただ声をかけるコンテンツでは目を惹きづらいかもしれませんが、「そこの30代、男性の方!」と声がけするコンテンツだと該当者が振り向く可能性はアップします。このようにターゲットを絞り込み、短い言葉で声掛けする方が目を惹きやすく、訴求内容が刺さりやすくなります。
デジタルサイネージもターゲットとする対象と、配信内容を合致させて制作すると良いでしょう。

ディスプレイサイズに注意する

設置場所を想定せずに、デジタルサイネージだけを先行して購入してしまうと、思わぬ結果に陥りかねません。例えば、広い空間に、小さなデジタルサイネージを設置したりなど…。たくさんの人が集まる場所でも、不自然な印象を持たれては、替えって人を遠ざけてしまうことになります。また、場所により映像が見づらい、音声が聴きづらいといった不具合が生じることもありますので、視聴ターゲットや設置場所を決めてからディスプレイサイズを選ぶようにしましょう。

配信コンテンツの種類と作成方法・配信コンテンツの種類

配信コンテンツには大きく分けて以下の2種類があります。

広告・販促用コンテンツ

屋外、街頭、量販店、ショップなどに設置された、商品紹介や広告用コンテンツがこれにあたります。視聴する方に購買を促す訴求内容にすることが多いです。デジタルサイネージは、クラウド型、スタンドアローン型、どちらのタイプでも利用されています。

情報提供用コンテンツ

例えばショッピングモール内のフロアガイドや高速道路のサービスエリアなどで、天気や地図、ニュース、混雑状況などを表示しているものがこれに当たります。特に天気やニュースコンテンツなどは定時で配信する事が望ましいため、デジタルサイネージは、クラウド型がよく用いられます。

配信コンテンツの選び方

これまで解説してきたように、デジタルサイネージにはリアルタイムや定時配信可能なものや、インターネットを介さないものなど種類があるため、自社の利用目的に合ったタイプを選びましょう。また、配信コンテンツもどのような人にどのような行動を起こしてもらいたいか想定して、コンテンツを作成する必要があります。

コンテンツの作成方法

デジタルサイネージを設置しても、コンテンツが無ければ始まりません。コンテンツの作成方法としては、自社で作るか映像制作会社に発注するかのどちらかになります。コンテンツを作成する際はターゲットを意識しながら、内容を考え、画作りをしましょう。コンテンツのグラフィックや編集も、人に見せる事を意識して作らなければ、見る人の目を惹けず、物によっては不快にさせかねません。打ち出したいものを全て映像に載せるのではなく、よく考えて構成・作成することをおすすめします。自分たちで作るにはハードルが高いと思われるなら、制作会社の方たちはプロですので、お金はかかりますが、金額に見合った適切なものを作ってくれます。また、コンテンツを練る時は、設置場所や周辺環境などにも留意すると、より良い効果が出やすいでしょう

admint SIGNAGEがおすすめの配信システムの理由

当社のadmint SIGNAGEは、導入実績15,000台以上、安定性の高いシステム設計や初期コストが低い点が強みの配信システムです。1台のパソコンで複数台のデジタルサイネージの配信内容や放映スケジュールを一度に管理できるため利便性が高く、企業はもちろん有名大学など教育機関でもお喜びいただいています。

コンテンツ作成に関してもPowerPoint®のテンプレートやWebブラウザ上のコンテンツ制作画面で、ドラッグ&ドロップなどマウス操作を中心に手軽に作ることができ、初心者でも簡単に操作と配信管理ができます。また、admint SIGNAGEでは少数店舗の時はスタンドアローン型での配信を、店舗数が増えたら同じ機材のままクラウド型配信に切り替えることも可能です(※すでにネットワークで配信中、もしくは、一度ネットワーク配信に移行したSTB(セットトップボックス)は、スタンドアローンサイネージとしてのご利用はできません。予めご了承ください)。

ほか、タッチコンテンツ対応機能や多言語化機能、有線・LTE回線・Wi-Fi環境対応など、サーピスは多岐に渡り、企業の広告・販促用コンテンツの配信だけでなく、デパートや大学などで便利なインバウンド対応にも適しており、何かあった時のために端末の死活管理も行っていますので、安心してご利用いただけます。

価格についてはお問い合わせが必須となりますので、お気軽にお電話か当サイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

当社ではシステムの提供だけでなく、設置場所や配信コンテンツのコンサルティングも行っておりますので、少しでも気になることがございましたら、ご相談ください。

サイネージ配信システムを徹底解説のまとめ

情報の価値が日々高まっており、常に新しい情報が求められる今。デジタルサイネージは安定的にそのニーズに応える事ができる素晴らしい情報発信ツールです。配信システムも研究や開発が進み、常に更新されています。admint SIGNAGEも多彩な機能やさまざまなサービスを展開しておりますので、ぜひとも、ご検討ください。資料請求は無料です。

※PowerPoint®は米国Microsoft Corporationの登録商標です。

デジタルサイネージ配信システムのよくある質問

デジタルサイネージ配信システムの価格・費用はいくらですか?

admint SIGNAGEでは、お問い合わせいただいたお客さまの設置地域・用途に合った代理店を紹介すると同時に個別にお見積もりをお送りしております。こちらのお問い合わせフォームより価格についてお問い合わせください。

サービス資料はありますか?

弊社のデジタルサイネージ配信システムの機能や導入事例等はWebサイト上に掲載していますが、詳細な資料は別途用意してございます。資料の送付をご希望のお客さまは、お問い合わせフォームより資料をご請求ください。

どんなコンテンツの配信が効果的ですか?

お客さまの業種・業態ごとにおすすめの配信コンテンツや設置場所についてサイネージの利用シーンページにて解説しています。お問い合わせフォームより詳細をお伺いできれば、よりお客さまのビジネスにあったコンテンツのご提案、ご希望の場合コンテンツの制作も弊社で対応可能です。

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