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【屋外向けデジタルサイネージ】間違えない選び方とメリットについて

作成:2024/3/19 更新:2024/03/19
【屋外向けデジタルサイネージ】間違えない選び方とメリットについて

デジタルサイネージには店舗や施設内で利用されることを想定した屋内用の端末と、街中やビルの屋上などに設置された雨風にも強く夜間でも見やすい工夫が施された屋外向けデジタルサイネージがあります。

屋外向けサイネージディスプレイはその特性上値段も高くなる傾向にあるほか、種類も多く「どれを選べばよいかわからない」という方も多いでしょうか。

この記事ではデジタルサイネージの専門家であるデジタルクルーズ社としておすすめの屋外向けデジタルサイネージの選び方や種類について紹介します。

屋外向けデジタルサイネージの種類・タイプ

屋外デジタルサイネージと一言でいっても、さまざまな形の製品が販売されています。ここでは設置方法と特性ごとに4種類に分類したものをそれぞれ紹介します。

低床スタンドタイプ

キャスター付きの台座を使用することで、ディスプレイを低い位置に設置するタイプです。設置場所の柔軟性が高く、移動もしやすいメリットがあります。レストランなどの店舗の入り口で利用されていることが多いです。

壁掛けタイプ

金具を使い壁面に設置するデジタルサイネージです。屋外の看板や、店内商品の陳列棚に設置するといった使われ方をします。低床スタンドタイプに比べるとスペースを削減できるメリットや空間演出の効果も期待できますが、工事が必要で設置コストがかかり、移動が気軽にできないデメリットもあります。

高い位置に設置する場合はUSBメモリでのデータの表示は大変なため、USBメモリを使用せず、無線LANを用いてサーバーへアップロードしたコンテンツを表示させる形式が運用しやすいでしょう。

大型ビジョンタイプ

大型ビジョンタイプはその名の通り大きく目を引きやすいため、視認性の高いことが特徴で、渋谷駅の大型ビジョンが有名です。より多くの人に対し一度で宣伝したい場合におすすめです。

設置場所が非常に高い位置である傾向かつもちろん工事が必要なため、設置費用も高くなります。

高防塵・高防水タイプ

雨や風、雪、紫外線、ホコリ等の厳しい屋外環境でも壊れにくいタイプです。基本的には屋外用のサイネージは全てこういった対策がされていることが前提ですが、特に優れた高防塵・高防水タイプの機器もあります。

また、どれほどの防塵・防水機能があるかを表す国際基準として「IP規格」があり、「IP65」のように二桁の数字で示し、数字の左側が防塵等級で0〜6級までの7段階、右側が防水等級で0〜8級まで9段階で表記します。なるべく故障のリスクを減らし高いパフォーマンスを出すためにはこの指標も確認しながら選択するとよいでしょう。

屋外向けデジタルサイネージのメリット

屋外向けデジタルサイネージを活用するには、メリットや使用上の注意点を理解することが大切です。以下で詳しく紹介します。

集客効果を高められる

屋外に設置することで、不特定多数の目に留まりやすくなり、店舗や施設内への誘導に大きく貢献します。また、紙媒体や静止画の広告と異なり動画や音声を使った宣伝が容易なことから、より高い宣伝効果が得られることも特徴です。

情報更新の手間やコストを抑えられる

屋外向けデジタルサイネージならば、従来の紙媒体の宣伝とは異なり印刷の手間や差し替え工数が発生しません。ネットワーク型のデジタルサイネージを使用すれば、リアルタイムでの情報更新も可能です。そのため、人々に最新の情報を提供しやすいことに加え情報更新の手間やコストを抑えられます。

防塵・防水使用で耐久性も高い

屋外向けデジタルサイネージは、防塵性、防水性に優れています。そのため天候に応じて毎回掃除する手間を省くことが可能です。また、屋外デジタルサイネージの中には強化ガラスやアルミフレームなど衝撃に対しても強い製品が多く販売されており、安心して使用できます。

天候に関わらず見やすい

屋外向けデジタルサイネージは高輝度な特徴を持つ製品も多いです。そのため夜間はもちろん風雨が心配される日にも左右されず視認できます。ポスターなどは風雨にさらされる場所には設置できません。

しかし、屋外向けデジタルサイネージはそのような心配なく設置でき、雨の日も訴求力を維持できます

情報更新をしやすい

こちらは特にインターネット型の屋外向けデジタルサイネージに見られる特徴です。従来の看板やポスターを用いた宣伝方法だと、情報を更新したい時は直接出向いて交換する必要があり、人件費などの余分なコストもかかります。

しかし、デジタルサイネージならばPC等で簡単に情報の更新ができるため、手間もコストもかからずに常に最新情報を宣伝することが可能です。

屋外向けデジタルサイネージと屋内向けデジタルサイネージの違い

同じデジタルサイネージでも、屋外用と屋内用では仕様が異なるため、屋内用のものを屋外で誤って使うことがないようにする必要があります。3項目に分けて紹介します。

輝度

輝度とはディスプレイの明るさを表す指標のことで、この数値が高いほど明るく発光します。屋外に設置する場合は、屋内と比較して輝度の高いものを選ぶのがおすすめです。

その理由は、日差しの強い日にも見えるようにするためで、日が当たっているとスマホの画面が見づらいのと同じ原理です。

防塵性・防水性

屋外向けデジタルサイネージは、絶えずほこりや風雨にさらされる可能性があります。そのため屋内向けデジタルサイネージよりも防塵性・防水性に優れたものを選ぶ必要があります。

最近は、IP66規格の防塵、防水機能ともに最高レベルの機能を備えたデジタルサイネージも販売されているため、天候による故障が不安な方はこちらを選ぶのがおすすめです。

温度上昇に対する耐久性

直射日光による熱はデジタルサイネージが故障する一つの原因になります。そのため、屋外向けデジタルサイネージはクーラーやファンなど、放熱する機能を搭載している場合が多いです。

こうした機能があれば、夏も屋外にデジタルサイネージを設置できます。また、最近では自動温度調節機能がついたディスプレイも登場しており進化を続けています。

屋外向けデジタルサイネージを選ぶポイント

屋外向けデジタルサイネージを活用するには、耐久性やサポート体制など設置した後のことまで考慮して選ぶことが大切です。

以下で選定に必要なポイントを紹介します。

必要要件を満たしているか?

屋外向けデジタルサイネージを使用する上で、使用用途を鑑みて必要な機能が搭載されているかを確認する必要があります。主に確認が必要なのは輝度、耐久性(防水・防塵)などの確認が必要です。また、直射日光が当たる場所に設置する場合は、日光などの熱を防ぐ機能の有無もチェックする必要があります。

加えて、STB付属型など付随機器が必要な場合はそれを設置する場所が確保できるかどうかなども事前に確認しましょう。

最適な配信方法で判断する

屋外向けデジタルサイネージにはクラウド型やスタンドアローン型など複数の種類があります。配信目的に合わせて適切な型を選択することが大切です。ネットワーク環境がないという状況の場合はスタンドアローン型となりますが、ネットワーク環境がある場合はコンテンツの更新や管理がしやすいクラウド型がおすすめです。

クラウド型ならば一つの拠点から遠隔地への配信も容易なだけでなく、リアルタイムで情報を伝えたい場合など多くのシチュエーションに対応できます。

サポート体制は十分か?

導入を検討されている方の中には、使いこなせるか不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。安心して使い続けるためには、導入から運用・管理までサポートしてくれる体制があるかどうかも重要なポイントです。

導入する際は、故障の際の保証は万全か、導入から運用まで一貫して支援してくれるサービスがあるかどうかなども確認してから選ぶことをお勧めします。

【用途別】屋外向けデジタルサイネージの使用例

以上で屋外向けデジタルサイネージのメリットや選び方について理解できた方も多いのではないでしょうか。

ここからは、導入のイメージをさらに深めるため、実際の活用場面をいくつか紹介します。

飲食店

飲食店に屋外向けデジタルサイネージを導入することで、他店より目立ち、目をとめてもらう事で集客効果が期待できます。

また、チラシやポスターで作る広告の場合、印刷料金が発生します。デジタルサイネージであれば、作成した映像コンテンツをPC1台で配信できるため、コスト削減にも期待ができます。

詳細は以下の記事をご覧ください。

飲食店でのサイネージ事例

商業施設

商業施設に屋外向けデジタルサイネージを導入することで、訪れた人の満足度の向上や唯一無二の体験を提供できます。具体的には、店内地図をタッチパネル搭載のデジタルサイネージに表示させることで、訪れた人にワクワクした体験を提供できるでしょう。

紙の地図よりも視認性が高いことも魅力です。

詳細は以下の記事をご覧ください。

商業施設のデジタルサイネージ活用事例

交通機関

交通機関の案内に屋外向けデジタルサイネージを導入することで、駅構内図や路線図、料金表などを見やすく表示できます。これにより、利用者がさらに便利に交通機関を利用できるのに加え、駅員の案内などにかかる負担を減らすことにつながるでしょう。

詳細は以下の記事をご覧ください。

交通機関のデジタルサイネージの活用事例

専門店

専門店の中には、どういうお店かわかりにくく、集客がうまくいかないという悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。屋外向けデジタルサイネージを導入することで、わかりやすく簡潔に店の宣伝ができます。音声や動画を活用することで、ポスターなどよりも五感に訴えかけられるためおすすめです。

詳細は以下の参考記事をご覧ください。

店頭・専門店のデジタルサイネージ活用事例

屋外向けデジタルサイネージの設置【注意点】

今や屋外向けデジタルサイネージは街を歩けば頻繁に見かける広告媒体となりましたが、どこにでも設置できるわけではありません。人々の安全や景観を守るための規制が存在しています。設営する際はそれらを遵守した上での設置が不可欠です。

以下で詳しく紹介します。

法律や条例に反していないか確認する

屋外向けデジタルサイネージは法律や条例だと「屋外広告物」にあたるため、関連する法律や条例を遵守する必要があります。屋外広告物は国が定めている屋外広告物法を元に各自治体が独自の条例を定めているケースが多いです。

特に京都府や岡山県倉敷市など、歴史的建造物が残っている地域は厳しく規制される傾向にあります。設置する際は自治体の指示に従いましょう。

コストを事前確認する

屋外向けデジタルサイネージ導入にあたっては、機器の値段はもちろん、その後のメンテナンス費用やコンテンツ作成費用など複数の費用が発生します。また、防塵性や耐久性など、仕様によっても本体の値段は千差万別です。

そのため、先の見通しを立て、綿密に費用を算出してから導入しましょう。

安全な地点に設置する

屋外向けデジタルサイネージをどこに設置するか決めるにあたっては、人々の目に留まりやすいかだけでなく、安全かどうかにも十分注意する必要があります。歩行者や車両に危険が及ぶ可能性がある場所は設置許可がおりません。

また、信号や道路標識を妨げる場所も設置できないため、事前に標識等がないか確認してから申請しましょう。

屋外向けデジタルサイネージならadmint SIGNAGE

屋外向けデジタルサイネージ設置を検討している方には、当社のクラウド型デジタルサイネージ配信システム、admint SIGNAGEをおすすめします。本製品はSTB付属型のデジタルサイネージです。

クラウド上でコンテンツを管理するため配信や管理が容易である、コンテンツ作成のテンプレートがついているので初めての方でも安心して使える、PC1台で簡単に端末操作ができるという特徴があります。

導入実績も豊富で、大学教育機関やホームセンターなど幅広いお客様にご利用いただいています。

屋外向けデジタルサイネージの導入を検討している方はぜひ当社のadmint SIGNAGEをご検討ください。

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まとめ

ここまで、屋外向けデジタルサイネージの種類や利用メリット、活用シーンなどについて詳しく紹介しました。今回ご紹介したように、屋外向けデジタルサイネージと一言でいってもさまざまな種類があるため、使用目的を定めた上で選定する必要があります。

当社のadmint SIGNAGEはお客様のニーズに合わせてさまざまな機能を有しているデジタルサイネージです。導入サポート、コンテンツ作成支援も充実しているため、初めての方も安心してご利用いただけます。

少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。

デジタルサイネージ配信システムのよくある質問

デジタルサイネージ配信システムの価格・費用はいくらですか?

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